投稿日:2025.12.05 最終更新日:2025.12.05
うつ病の障害年金が「難しい」と感じたら|一人で抱え込まないで
うつ病で障害年金を調べてみたけど、書類が多すぎて気が遠くなる。
診察室でうまく症状を伝えられない。
初診日がいつだったか、もう思い出せない……。
「難しい」と感じて、立ち止まっていませんか。
その気持ちは、決しておかしなことではありません。
実際、多くの方が同じところでつまずいています。
ただ、知っておいてほしいことがあります。
厚生労働省の調査によると、令和5年度の精神障害における障害年金の支給決定率は約94%でした。
出典:厚生労働省「障害年金の業務統計等について」
きちんと準備すれば、多くの方が受給できているのです。
この記事では、「難しい」と感じるポイントを整理し、乗り越えるための具体的な工夫をお伝えします。
一人ですべてやる必要はありません。
体調に合わせて、ゆっくり読んでください。
- うつ病の障害年金申請で多くの人がつまずく3つのポイント
- 診断書・就労状況を正しく伝えるための具体的な工夫
- 一人で完璧を目指さなくていい理由
- 専門家に頼ることで得られる安心感
西田 真琴【社会保険労務士法人きんか代表】
【保有資格】特定社会保険労務士
岐阜県で長年の企業労務経験と傾聴力を活かし、病気や障害を抱える方の不安に寄り添います。お話を親身に伺い、ご希望に沿った最善の道筋を一緒に見つけます。
目次
うつ病の障害年金申請、どこでつまずく人が多い?

うつ病の障害年金申請が「難しい」と感じるのは、あなただけではありません。
実際、多くの方が同じところでつまずいています。
それでも、乗り越えて受給にたどり着いた方はたくさんいらっしゃいます。
まずは、どんなところで多くの人がつまずくのか、一緒に見ていきましょう。
診断書・就労・手続き……よくある3つのつまずきポイント
うつ病の障害年金申請で、多くの方がつまずくポイントは共通しています。
診察室では、つい「大丈夫です」と言ってしまいがちです。
本当は毎日つらいのに、その場では元気なふりをしてしまう。
結果として、診断書に日常の困りごとが反映されないことがあります。
私たちの経験でも、最初に受け取った診断書の多くに、何らかの修正が必要なケースがあります。
それだけ、医師に正確に伝えることは難しいのです。
無理して職場に通っているのに、「働けている=症状が軽い」と判断されてしまうのではないか。
そんな不安を抱える方もいらっしゃいます。
フルタイムで正社員として勤務していると、「日常生活や労働に大きな支障はない」と判断されやすい傾向があります。
ただし、障害者雇用で短時間勤務をしている場合や、就労継続支援で働いている場合は、受給の可能性があります。
初診日の証明が難しい。
初診から5年以上経っていてカルテが破棄されている。
どの医療機関が初診だったか、記憶が曖昧……。
病歴・就労状況等申立書の作成も大変です。
初めて見るフォーマットで、何を書けばいいかわからない。
「これを書き上げるのに1年かかった」という極端な例もあるほどです。
体調が悪い中で、膨大な作業をこなす気力がない。
それは当然のことです。
私たちのもとにも、同じような声がたくさん届いています。
「書類を見ただけで気が遠くなった」「何度も年金事務所に足を運ぶ気力がない」「申立書を書こうとしたけど、途中で手が止まってしまった」……。
これらは、あなただけが感じていることではありません。
「難しい」と感じても、受給できた方はたくさんいます
同じように「難しい」と感じながらも、受給にたどり着いた方はたくさんいらっしゃいます。
厚生労働省の調査によると、令和5年度の精神障害における支給決定率は約94%と高い水準でした。
出典:厚生労働省「障害年金の業務統計等について」
きちんと準備すれば、多くの方が受給できているのです。
私たちのところにも、一度は自分で申請して不支給になったけれど、再申請で受給が決まった30代の方がいらっしゃいます。
また、パート勤務をしながらも「月の半分近くは体調不良で休んでしまう」「職場で配慮を受けている」という実態を丁寧に伝えた結果、障害基礎年金2級が認められた50代男性のケースもあります。
大切なのは、「一人で完璧にやろうとしない」こと。
次のセクションでは、具体的な工夫をご紹介します。
うつ病の障害年金申請を前に進める3つの工夫

「難しい」と感じるポイントがわかれば、対策も見えてきます。
ここでは、申請を前に進めるための具体的な工夫を3つお伝えします。
すべてを完璧にやる必要はありません。
できそうなものから、試してみてください。
生活のつらさは「メモ」にして医師に渡す
診察室では、緊張もあって「伝えたいことの半分も言えなかった」という方が多いです。
そこでおすすめなのが、日常生活の困りごとをメモにまとめて、医師に渡すという方法です。
口頭で伝えるのが難しければ、メモを渡すだけで大丈夫です。
- 週に何回お風呂に入れたか
- 食事はどうだったか(作れない、食べられない、など)
- 部屋の片付けはできているか
- 外出はできるか、一人で買い物に行けるか
ポイントは、「もし一人暮らしだったら?」という視点で考えることです。
たとえば、食事について。
「現在は家族が3食用意してくれるので何とか食べているが、一人なら調理する気力が湧かず一日中何も食べずに過ごしてしまうと思う。そもそも食欲がなく何を食べても味がしない」
このように、実態を具体的に書くと伝わりやすくなります。
また、「夫から『最近上の空で返事をしないことが多い』と言われる」「親が週1で部屋の掃除に来ている」など、家族から見た様子を書くと客観性が増します。
可能であれば、家族に診察へ同席してもらい、客観的な様子を伝えてもらうのも有効です。
働いている状況は「数字」で具体的に説明する
無理して働いている場合、書類上だけでは「働けている=軽い」と判断されてしまうことがあります。
大切なのは、どんな配慮を受けながら、どんな支障が出ているかを具体的に書くことです。
- 週何日・一日何時間の勤務か
- どのような配慮を受けているか(短時間勤務、単純作業のみ、など)
- 月に何回、欠勤・遅刻・早退があるか
- 帰宅後や休日はどう過ごしているか(寝込んでいる、何もできない、など)
仕事上の支障も具体的に書きましょう。
- 「仕事中、集中力が続かずミスが多い」
- 「電話対応が困難で他の人に代わってもらっている」
先ほどご紹介した50代男性のケースでは、「月の半分近くは体調不良で休んでしまう」「職場で配慮を受けている」という実態を丁寧に伝えた結果、障害基礎年金2級が認められました。
数字や具体的な事実で伝えることで、審査する側にも実態が伝わりやすくなります。
難しい部分は最初から誰かに頼る
初診日の証明、申立書の作成……。
これらは、健康な人でも大変な作業です。
体調が悪い中で、一人で完璧にやろうとしなくて大丈夫です。
カルテがなくても、以下のもので証明できる場合があります。
- 古い診察券
- お薬手帳
- 領収書
- 第三者からの証明書
- 障害者手帳申請時の書類
カルテがないから諦める必要はまったくありません。私たちも、カルテ以外の方法で初診日を証明し、受給につなげたケースを多く経験しています。
思いついたときにスマホのメモに残しておくと、あとで整理しやすくなります。
一気に書こうとせず、少しずつ進めていきましょう。
「自分でやらなきゃ」と追い詰めないでください。
難しい部分は、最初から誰かに頼ってもまったく問題ありません。
専門家に頼れば、療養に専念できます

ここまで読んで、「やっぱり自分には難しそう」と感じた方もいらっしゃるかもしれません。
それでも、諦める必要はありません。
あなたの代わりに、難しい部分を引き受けてくれる存在がいます。
「頼る」ことは逃げではなく、あなたの生活を守る選択
障害年金の手続きは、過去のつらい経験を振り返る作業でもあります。
精神的な負担は、想像以上に大きいものです。
「もし失敗したら」「書類が足りなかったら」というプレッシャーを、一人で抱え続ける必要はありません。
社会保険労務士は、あなたの「言葉にしにくいつらさ」を聞き取り、書類に反映させるプロです。
煩雑な書類作成や役所とのやり取りは肩代わりし、随時状況を報告します。
あなたは、療養に集中できます。
「頼る」ことは、逃げではありません。あなたの生活を守るための選択です。
きんかは初回相談無料・成功報酬制でリスクなく相談できます
私たち社会保険労務士法人きんかには、年金事務所での10年以上の実務経験を持つ専門スタッフが在籍しています。
審査側の視点を持っているからこそ、どのように書類を整えれば伝わるかを熟知しています。
弁護士資格保有者も在籍しており、法的知識と現場経験の両面から丁寧に支援します。*申請後の受給率は99%です。
精神疾患から肢体障害、難病、がんの後遺症まで、幅広いケースで支援実績があります。
カルテがなく初診日の証明が難しい場合や、他の給付金との調整が必要な場合でも、諦めずに可能性を探ります。
- 初回相談無料
- 着手金なし
- 成功報酬制(受給が決まった後に支払い)
費用面のリスクなく、まずは相談できます。
電話・メール・LINEなど、ご都合のいい方法でお問いあわせいただけます。
専任スタッフが最初の相談から受給決定まで、一貫して対応します。
焦らなくて大丈夫。一歩ずつ、あなたのペースで
「難しい」と感じて立ち止まっているあなたへ。
その気持ちは、決しておかしなことではありません。
誰だって、初めての申請は戸惑います。
- 診断書・就労・手続きの複雑さが「難しい」と感じる主な原因
- 生活のつらさはメモで医師に伝えると診断書に反映されやすい
- 働いている状況は数字と具体的な事実で説明する
- 一人で完璧を目指す必要はない
- 専門家に頼ることは療養に専念するための選択
障害年金は、あなたの生活を支えるための大切な権利です。
遠慮することなく、受けられるものはきちんと受け取ってください。
私たち社会保険労務士法人きんかは、**申請後の受給率99%**の実績があります。
年金事務所での実務経験を持つ専門スタッフが、書類作成から役所とのやり取りまで、すべて引き受けます。
初回相談は無料、成功報酬制なので、費用面のリスクもありません。
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まずはあなたの今のお気持ちやお悩みを、私たちに聞かせてください。ご相談は無料です。
焦らなくて大丈夫。
あなたのペースで、一緒に前に進んでいきましょう。
この記事を書いた人
西田 真琴【社会保険労務士法人きんか代表】
【保有資格】特定社会保険労務士 岐阜県で長年の企業労務経験と傾聴力を活かし、病気や障害を抱える方の不安に寄り添います。お話を親身に伺い、ご希望に沿った最善の道筋を一緒に見つけます。
